本記事は、世界一周航空券の予約を実体験ベースで攻略する「後編・予約攻略編」です。1000万円分の航空券を180万円で予約できたルートの全公開や、ファーストクラス3区間に込めた狙いについては、前編にまとめています。
👉 前編はこちら:【前編・実録】世界一周航空券スターアライアンスで1000万円分が180万円!ファースト3回乗れたリアルルート全公開
この後編では、世界一周航空券を最大限お得に・確実に予約するための具体的なノウハウを、実体験ベースで惜しみなく解説します。
- 大阪発・東京着のオープンジョーで実質もう1回旅行に行ける裏技
- ネットより電話予約が圧倒的に有利な理由
- ANA予約センターに繋がりやすい時間帯
- 楽天リンクで通話料を完全0円にする方法
- 電話予約の進め方ステップ・準備チェックリスト・FAQ
【裏技】大阪発・東京着のオープンジョーで実質「もう1回旅行」できる
世界一周航空券をフルに使い倒す最大のキモが「オープンジョー」です。これを使うだけで、1枚の航空券で旅行価値が文字通り倍増します。
オープンジョーとは?
オープンジョーとは、出発地と帰着地を別の空港にすることです。世界一周航空券のルールでは「同じ国内ならOK」とされており、日本の場合は大阪(KIX)発・東京(HND)着のように設定できます。
なぜオープンジョーで「もう1回旅行」できるのか
普通に「東京発・東京着」で世界一周すると、1本の長い旅行になります。しかし、「大阪発・東京着」にした上で、最初の区間を9月にオーストラリアへ単発で使うと、こうなります。
- 2026年9月:大阪→シドニー→東京(オーストラリア旅行として完結)
- 2026年10月〜2027年3月:いったん帰国。日常生活に戻る
- 2027年4月:東京から世界一周本番スタート
つまり1枚の世界一周航空券で「オーストラリア旅行」と「世界一周旅行」の2回分の旅行が楽しめるのです。世界一周航空券は発券から1年有効なので、最初の搭乗から1年以内なら自由に区切れます。
もし「東京発・東京着」で組んでいたら、シドニー往復+世界一周を別々の航空券で買うことになり、シドニー往復だけでビジネス100万円超は確実でした。このオープンジョー1つで100万円以上得をしている計算です。
オープンジョー設定の注意点
- 出発地と帰着地は同一国内でなければNG
- 大阪⇔東京の陸路移動分は「サーフェスセクター」として総距離に含まれる
- シドニーから東京の帰国便を取った時点で「太平洋横断1回」を消化済みになる
- 太平洋を再度横断するルートは取れないため、帰路は必ずヨーロッパ経由になる
この「太平洋を1度しか使えない」というルールがあるからこそ、9月にオーストラリアで太平洋横断を消化 → 4月の世界一周本番は東回りで欧州経由で帰るという構成が成立します。
【最重要】世界一周航空券の予約はネットより「電話」が圧倒的に有利
多くの方が「世界一周航空券=ネット予約」と思っているかもしれませんが、結論:絶対に電話予約のほうが早く確実です。理由を解説します。
ネット予約が不利な理由
- 空席の検索が1区間ずつになり、組み合わせの試行錯誤に時間がかかる
- 予約可能日が330日前になる
- ファーストクラスの空席は表示と実際の在庫がリアルタイムで一致しないことがある
- 「この日が満席なら前後どうか」を一括で調べられない
- 世界一周航空券特有の距離計算・ルール判定がネット側でうまくいかないことが多い
- 途中でエラーが出てもサポートはどうせ電話になる
電話予約が圧倒的に有利な理由
- オペレーターが複数候補の日付・便を即座に検索してくれる
- 「この日のファーストが満席なら、前後3日の同便はどうですか?」と即座に代替案を提示してくれる
- 距離マイル・大陸数・運賃区分のルール判定を電話の向こうがやってくれる
- ファーストクラス空席を「裏で押さえつつ通話継続」できる場合がある
- その場で確定できるので取りこぼしリスクが激減
確かに電話予約は5,500円の手数料がかかります。しかし、ネットで2〜3日かけて試行錯誤した挙句に取りたい便が満席になるリスクを考えると、手数料を払ってでも電話一択です。
ANA予約センターに繋がりやすい時間帯と裏技
「電話予約が有利なのは分かったけど、ANAの予約センターってなかなか繋がらないんだよね…」というのが多くの人の本音だと思います。実際、待ち時間が30分〜1時間越えになることもザラ。
繋がりやすい時間帯ベスト3
- 朝イチ(受付開始直後):1日のうち最も繋がりやすいゴールデンタイム
- 平日昼過ぎ(13〜14時):昼休み明けの落ち着いた時間
- 夕方17時以降:意外と空くことがある
避けるべきは月曜午前と週末。週末の予約変更が殺到しがちで、待ち時間が膨らみます。
楽天リンク(Rakuten Link)で通話料を完全0円にする方法
長時間の電話予約で気になるのが通話料です。普通の携帯から30分電話すれば1000円超は当たり前。世界一周ルートの相談だと1時間超えも普通にあり得ます。
そこで筆者が使ったのが楽天モバイルの専用アプリ「楽天リンク(Rakuten Link)」です。
- 楽天モバイルユーザーが楽天リンクアプリ経由で発信すれば、国内通話料が完全0円
- ANA予約センターのような0570(ナビダイヤル)以外の通常番号であれば対象
- 長時間の通話でも通話料を気にせず腰を据えて相談できる
- 固定電話・携帯電話どちらにかけてもOK
ANA予約センターの番号で楽天リンク対象の番号にダイヤルすれば、1時間粘っても通話料0円。これは世界一周予約のような長期戦には絶対の安心材料です。月額料金も1000円ほど。詳細はこちら。

電話予約の進め方(実体験ステップ)
実際に筆者がANA予約センターで世界一周航空券を予約したときの流れをステップで紹介します。
- 事前にルート希望・出発日候補・優先したいファースト区間をメモにまとめておく
- 朝イチで楽天リンクからANA予約センターに発信
- 「世界一周航空券の予約をしたい」と伝える
- オペレーターが大まかなルートを聞き取り、空席を順に確認
- 満席の区間が出たら前後数日の代替案を即提案してもらう
- 全区間が確定したら距離マイル・運賃区分・合計金額を最終確認
- その場で予約番号が発行され、支払い案内に進む
筆者の場合、所要時間はトータル1時間半〜2時間ほど。3回くらい電話して発券まで至りました。
ネットで何日も試行錯誤するより圧倒的に早かったです。
世界一周航空券を予約する前の準備チェックリスト
電話予約をスムーズに進めるためには、事前準備が9割です。以下のチェックリストを参考にしてください。
必要書類・登録系
- パスポート残存期間:帰国予定日から6ヶ月以上残っているか
- ANAマイレージクラブ番号:会員番号を控えておく
- クレジットカード:高額決済可能な限度額のあるカード(複数枚あると安心)
ルート設計のメモ
- 訪問したい都市の優先順位リスト
- 各都市の滞在希望日数
- ファーストクラスを当てたい長距離区間の候補
- 太平洋・大西洋の横断ポイント
- 第1希望が満席だった場合の代替都市プラン
この準備があれば、電話オペレーターとのやり取りが格段にスムーズになります。
世界一周航空券のよくある質問(FAQ)
Q. 予約後に日程変更はできる?
同じ航空券のルール内であれば日程・便の変更は可能です。ただし変更手数料がかかる場合があるので、初期予約の段階で確度の高い日程を組むのが理想です。
Q. ルート(都市)の変更はできる?
原則ルート変更は再発券扱いになることが多く、手数料が125ドルと高額になります。発券前にじっくり練ったルートで決め打ちするのがベスト。
Q. マイルは貯まる?
世界一周航空券(現金購入)はマイル積算対象。運賃クラスにより積算率は変動しますが、ファースト・ビジネス区間はかなりの量のマイルが貯まります。1回の世界一周で5万マイル超になることも珍しくありません。
Q. 遅延・欠航が発生したら?
スターアライアンス加盟会社間で振替対応してもらえるため、空港カウンターやコールセンターで相談すればOK。世界一周航空券だからといって不利になることはありません。
Q. 預け荷物はどうなる?
クラスに応じて無料受託手荷物の許容量が決まります。ファーストクラスなら3個まで、ビジネスクラスなら2個までが目安。1年がかりの旅行になることもあるので、預け荷物の許容量は大きな安心材料です。
Q. 予約はどのくらい前からできる?
ANAで電話の場合、搭乗日の355日前から予約可能です。ファーストクラスは席数が少なく、人気区間は早期に埋まってしまうため、355日前の受付開始と同時に電話するのが理想。世界一周のように区間が多いほど、早めの行動がそのまま予約成功率に直結します。
Q. 電話予約の手数料はいくらかかる?
区間や発券形態によりますが、5,500円の発券手数料がかかるのが一般的です。ネットで何日も粘って取りたい便を逃すリスクを考えれば、確実にその場で押さえられる電話予約の手数料は十分に元が取れる「保険料」と考えてよいでしょう。
Q. 楽天モバイルを使っていない場合の通話料節約法は?
各キャリアの「かけ放題オプション」を一時的に付ける、または無料通話分のある固定電話から発信する方法があります。とはいえ、1〜2時間の長時間相談が前提になる世界一周予約では、楽天モバイル+楽天リンクの完全0円が最も手軽で確実。これを機に契約を検討する価値は十分にあります。
Q. 英語が話せなくても海外区間の予約はできる?
はい、ANAの日本語予約センターに電話すれば、ルフトハンザやスイスなど他社運航区間もまとめて日本語で予約できます。各国の航空会社に個別に英語で連絡する必要はありません。これも世界一周航空券を1つのアライアンスで組む大きなメリットの一つです。
まとめ:世界一周航空券は「電話+楽天リンク+オープンジョー」が最強
世界一周航空券は、正規運賃換算1000万円を超える航空券を180万円程度で手にできる、人生で一度は使うべき切り札です。今回の筆者の予約から得た学びは以下の3点に集約されます。
- 電話予約一択:ネットでの試行錯誤より圧倒的に早く確実。手数料は安い投資
- 楽天リンクで通話料0円:長時間の相談でもストレスゼロ
- オープンジョーで実質2回旅行:大阪発・東京着の設定で旅行価値が倍増
ファーストクラス3区間(ANA・ルフトハンザ・スイス)をはじめ、行程の全てが楽しみすぎて、予約完了後から毎日カレンダーをめくる日々です。実際の搭乗レポートは2026年9月のオーストラリア編から順次このブログで公開予定なので、お楽しみに!
「いつかは世界一周」と思っているなら、まず「大まかな希望ルート」と「優先したいファースト区間」のメモを作るところから始めてみてください。あとは楽天リンクからANA予約センターに電話するだけ。あなたの世界一周も、思っているより一歩近いところにあるはずです。
👉 まだ前編を読んでいない方はこちら:【前編・実録】世界一周航空券スターアライアンスで1000万円分が180万円!ファースト3回乗れたリアルルート全公開

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